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試合前の状況

今朝、父からツイッターのメッセージを受け取った。

「気楽にそして慎重に平常心で臨んで下さい!」と。

ありがとう。

試合前日、今までやって来た練習を信じて、あまり試合のことは考えないようにしないと、夜、眠れない。
今まで、何度、一睡もできない状態で試合に臨んだことか。
今回は、ぐっすりと十分な睡眠を摂って試合に臨みたい。

試合場に到着すると、仲間がたくさん。
以前に対戦した相手、一緒に練習した仲間、一緒に飲み明かした仲間がほとんどだ。

そのみんなと挨拶を交わし、笑顔で談笑する。
「ああ、帰って来た」という感じがする。
今回の相手は、何度か試合を見たことはあるけれど、言葉を交わしたことはない。
そういう意味では何も考えずに試合ができる。

試合前の控え室。
道場の師範にバンテージを巻いてもらう。
椅子の背もたれを前にして座り、拳を背もたれに乗せる。
その拳に、師範が丁寧にバンテージを巻いてくれる。
緊張を解きほぐそうと、冗談を言いながらも、彼の気持ちが拳に伝わる。
すると、心臓がバクバクと早鐘のように鳴り始める。

仲間の試合を観戦しながら、自分の出番を待つ。
いよいよ次が自分の試合だと言うとき、精神をコントロールする作業に入る。
このとき、恐怖、不安、緊張、高揚・・・そんな感情が入り乱れる。
平常心とは、その全てを拭い去ってしまい、心拍数でさえも平常に戻し、静かな水面のように波風の立たない気持ちにすることかもしれない。
しかし、格闘技の試合においては、それではダメなのだと言うことを過去の経験から知っている。
気持ちの中で、相手とガンガン殴り合う楽しい瞬間を思い描く。
恐怖、不安、緊張、高揚の中から、恐怖、不安、緊張を取り除き、高揚感だけを維持する。
そしてそれを、最高の高揚感に心の中で育て上げる。
もう、心臓は100mダッシュをした後のように早くなる。

そして、リングインするときの自分は、ワクワク感いっぱいで、笑みさえも浮かぶほどハイになる。

さて、あと二日。
楽しい時間は、もう目の前だ!

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (5件)

  • よく頑張ったな!今日の試合の様子はお前からブログで紹介してくれ給え!何でもいいから目標を決めてそれを確実にクリアーできるという事は結果はともあれその過程が一番大切だと思う。人は常に自分を鍛え上げ(心身を含め)そして周囲との和をを心がけることが一番大切なことだから!!  自分を厳しい状態に追い込みそれをクリアー出来ることは人生の最高の至福かな?何時までも頑張ろうぜ!! 俺たち夫婦もそれぞれのスタンスで精一杯頑張っていくつもりだ・・まだまだ皆に負けないという気持ちを持ちながらね・・・

  • 今日は、炎天下の公園を走ったから、水分補給しながら10kmをだらだらと走って、約1.5kg減かな?
    6kmのところから目眩がして来たから、一周ごとに公園の水道で顔を洗い、うがいをし、頭から水をかぶって、ようやく10km完走。
    いや〜、かなりきつかったです。
    そのあと、シャワーを浴びて、行きつけの接骨院でマッサージをしてもらい、夜は試合前最後の練習を2時間で、また1.6kg減。
    これでやっとリミットの73kgを下回る72.6kgに。
    だけど、その後、水分補給をして、夕食を食べたから、今は74.2kg。
    試合当日の朝、計量をするんだけど、そのときに73.0kg以下でなければならない。
    なかなか厳しいのです。

  • 10km走ってどれくらい減量できるのかな!俺はジムで6km歩いても精々1kgの減なのだが・・
    減量と体力維持のバランスが難しいと思うが兎に角精神力だけは保持しておいてくれよ!
    14日は陶の由ちゃんのところの法事(母も俺もいろいろと世話になっていた俺の従姉妹なのだが)なので
    そちらへ行く約束は果たせないが次につないで欲しいと思っている!乞うご期待だな!

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