「いやがおうでも」と言う言葉があります。
「今日は、大切な会議があるので、いやがおうでも、会社に行かざるを得ない。」
こんな使い方をしますよね。
ところで、「いやがおうでも」と「いやがうえにも」は違う意味だって知ってました?
「いやがおうでも」は「否が応でも」と書きます。
「いやがうえにも」は「弥が上にも」と書きます。
「いやがおうでも」は「不承知、承知にかかわらず。どうでも。無理にでも」
「いやがうえにも」は「なお、その上にますます。なお、いっそう」という意味。
僕は、今日、ある記事を読むまで、これを知らず、同じ意味だと思っていました。
日本語って、知っているようで知らないことがたくさんありますね。

コメント
コメント一覧 (2件)
日本語は、難しいですね。
自分だけが知っている難しい言葉を話しても、相手に伝わらなければ意味が無いし・・・
そういう意味で、みんなが簡単な言葉ばかりを使うようになって、昔ながらの日本語が死んで言ってしまうのは悲しいことです。
最近若者が好んで使う「ヤバイ」という言葉・・・・
綺麗だったり、可愛かったり、美味しかったり、感動的だったり、何を見ても、どんな時にも、「ヤバイ」の一言で済ませている若者もいますが、ああいうのは、確実にアホになりますね。
正確な文字は把握していなかったけれど【いやが上にも】はどうしてもという意味、【いやがおうでも】は何となくというニュアンスだと
思っている。あまり深く考えると何が何やら分からなくなってくるがね・・どちらにしても言葉のニュアンスは難しい。
唯、語彙を知っているかどうかはある意味では教養のバロメーターだと思っているが・・