40歳になって初めて経験したキックボクシングの四角いリング。
あれから、7年目にして、やっと見えた山の頂。
誰が一番強いのかを決める闘い。
それに何の意味があるのかなんて聞かれても、答えられない。
だけど、とにかく続けてきた。
もっと強く、もっと強くなりたいと・・・
相手は、まだ一度も負けたことのない最強のチャンピオン。
体脂肪率8パーセント・・・脅威の身体を持つカリスマチャンピオン、ロッキー小松選手。
彼と闘うために10kgの減量をし、ミドル級の身体を維持しつつ、ひたすら練習をして待った。
彼と闘う時を。

だからね、お願いなのです。
応援して欲しいなんて言わない。
頑張れなんて言ってくれなくてもいい。
せめて、 バカなことは止めろとか、危ないからいい加減にしろとか、否定的なことは言わないで下さい。
そう思うのだったら、バカな人間だと思ってくれても良いから、何も言わずに無視してて下さい。
チャンピオンになったら、防衛戦だってやらなきゃならない。
自分の方が強いと思っている屈強な奴らがどんどん挑んでくる。
そいつらと逃げずに闘うことが、チャンピオンの役目であり、そこから逃げるような男にはなりたくない。
来年の2月。
この試合に勝てば、40歳以上でキックボクシングをやっている人間の頂点に立てる。
そこには何の意味もない。
ただの自己満足。
でも、これが男の本能だと思う。
馬鹿でいい。
でもね、馬鹿じゃなければできないよ、こんなに楽しいことは。

コメント
コメント一覧 (4件)
masao叔父様>
ありがとうございます。
その先に何があるか・・・
まさに、そうなんですよね。
それが見たくて続けています。
良い報告ができるように、思い切り闘ってきます。
mako>
これは、実は危ないスポーツじゃないんだよ。
多分、サッカーやラグビーよりも怪我が少ない。
だけど、やったことのない人には、危ないと映るんだね。
まぁ、仕方ないことだけど。
そうでなければ、59歳の人がリングに上がれるはず無いよね。
できれば、これを生涯スポーツとして確立できたらいいな~と思ってる。
80歳のおじいちゃんでもできるようにね(笑)
夢中でやれることがあるのは 素晴らしい 思いっきりやりなさい
その先に何があるかを見つけてください そして 教えてください 楽しみにしています
トップ(あるいは、それに近い立場)に立つのは、本来の能力もあると思うけど、並大抵の努力がないと、できないんだろうなぁ。かっこいいと思うし、応援もしてるよ。でも、みんなが心配するのは、分かるなぁ。私も、お兄ちゃんが勝った時の動画とかを見ると、やっぱりすごいなぁとか思うけど、そうじゃないときは、やっぱり身体も精神面も心配になるから。
ただ、お兄ちゃんはここでやめないんだろうなぁってことも知ってるよ。心配してるけど、止めないよ。納得いくまで、やりたいことをできる人はなかなかいないし、尊敬してるよー!
私には何があるのかなぁ・・・特にこれといった取り柄はないけど、私がこうなりたいと思うのは、やっぱりあーちゃんかなぁ。どういうところかは、うまく説明しずらいけど、“広い”んだよね。色々あったけど、この歳になって、順ちゃんやあーちゃんのすごさも、少し分かるようになったかな。って、遅いか・・・(笑)